本日１月２日（土）の夜間透析は、天候も回復してきており土曜祝日の通常通りの開始時間となります。

指示されている来院時間でお越し下さい。

よろしくお願いいたします。

新年あけましておめでとうございます。

今年もよろしくお願い致します。

コロナ禍でいつも違うお正月ですが、感染対策をしながら新年を気持ちよくお祝いしたいですね。

寒いと湯たんぽや回路、電気毛布を使用したくなりますが、これらは低温やけどの原因になるため注意が必要です。

今回は低温やけどについて書きます。

『低温やけど』とは？

カイロや湯たんぽなど体温より少し高めの温度（44～50℃）のものに長時間触れ続けることによっておこるやけどです。

見た目には分かりにくかったり、痛みを感じにくいことがあるので、軽傷と勘違いしがちです。

1.低温やけどの症状

軽い症状の場合：ひりひりした痛みとうっすらとした赤味が生じる

中度の場合：強い痛みや赤味、水膨れが発生する

ひどい場合：皮膚が壊死し、治療には2週間以上かかる

2.通常のやけどとの違い

通常のやけどは皮膚の表面に熱源が触れてしまうことで起こります。

低温やけどは皮膚の奥深くでじっくりと進行してしまうので通常のやけどより治りにくいです。

3.低温やけどの原因となるもの

①湯たんぽ・電気あんか

→就寝時に足に触れたまま眠ってしまい、翌朝水膨れができてしまうケースがあります。

足は特に他の部位に比べて知覚が鈍く皮膚のすぐ下に骨があるため血管が圧迫されやすく、身体が熱を分散しにくいので

低温やけどになりやすいです。

②使い捨てカイロ

カイロをあてた場所を圧迫してしまうと血流が押さえられてしまい、皮膚の温度が上がってやけどを起こしやすくなりま

す。

③電気毛布

一晩中使用してしまうことにより低温かけどを引き起こす場合があります。

4.低温やけどの予防方法

①湯たんぽ・電気アンカは就寝時に取り出す。

就寝前に布団に入れ、温めたら就寝時に布団から出しましょう。

②使い捨てカイロの使用方法を守りましょう。

③電気毛布は就寝時に電源OFFにしましょう。

5.低温やけどになった時は・・・

間違った処置をしたり、下手に放置することで重症化したり感染症にかかってしまうことがあります。

湯たんぽやカイロは使い方次第で重症になる場合がありますので注意していきましょう。

2021.1/1

夜透析の方々へ

本日悪天候が予想され、夜間凍結などの恐れがありますので通常土曜祝日の来院時間よりも可能な方は30分前に来院してください。来院時は密集を避けるようご協力おねがいします。なお、最終透析終了時間は22：00になりますのでよろしくお願いします。

気を付けてお越しください。