川平内科緊急情報のブログ
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3月になりました
花粉症の季節ですね。
今回は花粉症の話をします。
花粉症はスギなどの花粉が原因となって起こるアレルギー疾患の一つです。
特にスギ花粉症は冬の終わりから春にかけて、毎年くしゃみ・鼻水・鼻づまりなどの症状で多くの人を悩ませています。日本ではスギの他にもヒノキ、イネ、ブタクサ、ヨモギなど約50種類の植物が花粉症を引き起こすとされています。
花粉症の治療は、花粉が飛びはじめる前、もしくは症状が軽いうちに治療を始める事で、症状が出るのを遅らせたり、軽くしたりできる可能性があります。
治療を行っていても、原因となる花粉は空気中にたくさん含まれています。症状の悪化を防ぐためには、花粉をできるだけ避けるように日常生活で工夫することが大切です。
〈日常生活で気をつけること〉
①花粉情報に注意する
②飛散の多い時の外出を控える。外出時にマスク、メガネを使う。
③花粉が付着しやすいので、表面が毛羽立ったコートの使用は避ける。
④帰宅時、衣服や髪をよく払ってから入室する。洗顔・うがいをし、鼻をかむ。
⑤飛散の多い時は窓・戸を閉めておく。換気時の窓は小さく開け、短時間にとどめる。
⑥飛散の多い時の布団や洗濯物の外干しは避ける。
⑦掃除を励行する。特に窓際を念入りに掃除する。
気になる方は早めにご相談下さい。
2月になりました
まだまだ寒く、風邪やインフルエンザに気をつけなければならない季節ですね。
今日はインフルエンザ対策について書きます。
≪インフルエンザにかからないようにするための予防策≫
①流行している場所には行かない!
→やむを得ず外出する際はマスクを着用する。
②手洗い・うがいを着実に行う
→石鹸液を使い、手首まで20秒間手洗いする。手洗いできない場合、速乾性手指消毒薬でも良い。
③栄養や睡眠を十分にとる。
④適度な湿度を保つ。
→空気が乾燥するとのどの粘膜の防御機能が低下し、インフルエンザにかかりやすくなります。
乾燥しやすい室内は加湿器などで十分な湿度を保ちましょう。
≪咳エチケット≫
・咳をする時、口と鼻をティッシュペーパーを使って押さえましょう。
・使い終わったティッシュはゴミ箱へ。
・咳やくしゃみなどの症状がある場合は、他の人にうつさないためにマスクをしましょう。
≪発熱・関節痛の症状がある場合≫
外来で診察を受ける必要があります。
マスクをつけて来院し、外来に声をかけて下さい。
≪インフルエンザと診断されたら≫
更衣室には入れませんので、スタッフが更衣室から荷物を取り出します。
その後は荷物を持って来院して下さい。
透析は15時入室となります。
何か症状がある場合はスタッフに声をかけて下さい。
1月のブログ
明けましておめでとうございます。今年も川平内科をよろしくお願いします。
お正月はおせちを食べる事が多いと思いますが、保存が効くように塩分が多く含まれています。
塩分を摂りすぎると喉が渇き、水を沢山飲んでしまうため、むくみや高血圧を起こしやすく、
心臓に負担をかけます。
<減塩のポイント>
・1~2品に塩分を多く使い、ほかは薄味にするといったメリハリをつける。
・ネギ、しそ、生姜、ニンニクなどの香味野菜を活用する。
・ごま、山椒、カレー粉、唐辛子などの香辛料を活用する。
・酢、レモン、ゆず、すだちなど香りや酸味を活用する。
・少量の醤油を酢やだし汁で割って使う。
・最初から味付けするのではなく、食べる際に調味料をつけて食べる。
・調味料を量る習慣をつける。
・外食時は、単品よりも自分で塩分調節ができる定食のようなメニューを選んだり、
市販されている小袋タイプの減塩調味料を持ち歩いたりする。
お正月のおせちに限らず、普段から無理のない減塩食を心掛けましょう。