川平内科緊急情報のブログ
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9月になりました
少しずつ秋の気配も感じるようになりましたが、まだ暑い日も
ありますね。
暑い日は食中毒も気を付けなければいけません。
今回は食中毒について書いてみます。
食中毒とは?
→細菌やウイルス・自然毒・化学物質を含む飲食物を
食べた結果生じる健康障害。
多くは急性の胃腸障害(嘔吐、腹痛、下痢などの症状)
を起こします。
食中毒を防ぐには?
→細菌を食品などに「つけない」付着した細菌を「増やさない」
「殺菌する」という3つが原則となります。
ポイント
・肉・魚・卵などを扱った後は手を洗う。
・生肉・魚を切った包丁やまな板は消毒してから使う。
・生肉を扱ったトングや箸などは焼きあがった肉やサラダなど食べる
時に使わない。
・生鮮食品は早めに冷蔵庫に入れる。
(冷蔵庫に入れても菌はゆっくり増殖します。早めに食べましょう)
・過熱して加熱して調理する食品は十分加熱する。
透析患者さんが食中毒で嘔吐・下痢を繰り返すと・・・
1、抵抗力が弱いので重症化しやすい
2、嘔吐・下痢が続くと脱水症状を起こしやすい(水分制限をしているため)
⇒シャント閉塞を起こす危険性が高まる
「このくらい大丈夫」と食品・自分の症状を過信せず人にうつさない・うつらない
工夫が大切ですね。
地震
<患者様へ> 19時23分頃発生しました地震に関しまして、今の所当院では異常ありません。何か異常があれば災害ブログにお知らせします。
<職員へ>集合の必要はありません。
<入院患者様のご家族へ> 19時23分頃に地震が発生しましたが、全員無事ですのでご安心ください。
8月になりました
東北は祭りの月です!仙台七夕まつりは晴れるといいですね。
さて、暑い夏、しっかり食事は摂れていますか?
暑くて…とあっさりしたものや、冷たいものだけなど偏った食事は低栄養状態になってしまい、体力と抵抗力が落ちてしまいます。
・あっさりしたもの:脂質が少ないため、エネルギー不足になりがち。→肉や魚など油を使った料理にしましょう。
・冷たいもの、冷たい麺だけ:胃腸に負担がかかり、消化不良や食欲低下をおこします。→冷たい麺類を食べる時は、薬味の他にたんぱく質や野菜を取り入れましょう。
冷たい主菜には、副菜は温かい料理にしましょう。
例)焼きナスを野菜の天ぷらへ
・かき氷やアイスは2日に1回までとし、小さいサイズを選ぶのがポイントです。同時に冷たい飲み物はとらないようにしましょう。
・そうめん、うどんには塩が含まれるので1日1食とし、酢や香辛料、しょうがを効かせてつゆの量を減らしましょう。
・豚肉はエネルギー代謝を助けるビタミンBが豊富。酢、レモン、ゆず、梅干し、しそ、みょうが、わさび、カレー粉は胃酸の分泌を促進するのでオススメです。
しっかり食事を摂り、夏をのりきり、東北のお祭りも楽しみましょう。